2010年2月2日

将棋:はじめての穴熊(R296)

ここ一週間ほど入院してた。肺の病気で。肺は怖いね、放置してると死んじゃうからね。2度目なんだけど、もう持病の域かね。

入院中は暇なので、本を読むんだ。
テッド・チャンの短編集、あなたの人生の物語を読了したよ。これ、顔の美醜について、が一番面白かったね。認識が内面を変容させるっていうのが作者の一貫したテーマらしいけど、それが一番うまく表現できていると思うよ。他に面白かったのは、バビロンの塔・あなたの人生の物語・地獄とは神の不在なり、かなあ。描写が無味乾燥なのがちょっと入院中の精神には合わなかったね。

で、次に志賀直哉の暗夜行路に手を出したりしたんだけど、本題はそこじゃなくて、将棋の本「終盤の手筋」を読んだってことにあるんだわ。
手筋は重要って思っていたので手筋本はいっぱいあるのね。でも、こう、パラパラめくるんだけど、なんだか頭に入ってこなくて。静かな環境で読みを入れて読むといいねー。実になっている感じがするよ。
退院してから、2chみたけど、右玉スレとか棋書スレね、そういう戦法の相性とか優劣なんかを語ったり、棋書の良書とかを探したりするより、手持ちの本を読んだ方が面白いしタメになるって、やっと実感したんだ。

いずれ相手をするだろうとは思っていた振り穴の、四間穴熊と初対局。
戦型:四間穴熊対銀冠
▲自分(勝ち)-△相手

さっき話した「終盤の手筋」に穴熊を上部から崩すのが載っていてさ、それをめざして銀冠にする予定の局面。相手が角交換しようぜって迫って来たので、一回断ってから6筋の位を取った。何か構想があったというより、なりゆき上こんな形にって感じ。四間穴熊への対策知らないからね、もう見よう見まねで…。
この局面玉と銀が反対だったら高美濃で、この時点で戦い起こってもいいんだけど、角交換したのを形とばかり同銀と取ってしまったからね、こんなことになってしまった。
銀冠は手数掛かるね。ホント。普段舟囲いだから、余計そう思うわ。

図は最終盤。次の決め手を見越して、7筋に飛車を寄った。その決め手は7三飛成!
取ると詰み。取らないときはあまり考えてなかったけど、まあ、9三竜ぐらいでなんとかなってるんじゃないかな、と対局中は考えてた。相手は取ったから、これで詰みだ!と勝ちを確信したけど、実は細かいところは分かってなかった。
同金以下、同馬、8二銀、93香(詰まし方が分からず時間稼ぎ)、92香合、8三桂、8一玉、7一桂成(この手が分かって詰みがやっと分かった)、同銀、91金まで。

桂香はがして、3枚穴熊が豆腐のよう崩れた。爽快だったね。自玉なんて金銀の守りゼロだからね。怖い怖い。

対四間飛車対策にまた一つ、穴熊が増えた。囲い崩しの項目に穴熊も…。
本体局の通り、四間穴熊には銀冠一本槍でいくつもり。最有力らしいからね。
実は最近玉頭位取りに憧れがあって、というか、位取り全般に憧れがあるんだね。位取って押しつぶす将棋に。おれはそういうのが向いているのかも。将棋知らない頃から玉頭位取りはやってたしね。ボロボロになったけど。美濃も穴熊も上部からたたきつぶしたい。本局も端攻めと上部からの殺到で倒したようなもん。

そんなわけで、これからもたらたら将棋やるかなって感じ。この話し言葉の文体は普段の鯱張る文体よりかなりフランクで、言いたいこと書けるから、良い感じだと思うよ。長くなるのが難点だけど。

0 件のコメント: