2010年8月5日

将棋:右玉対策必要?(R398)

一日一局指している。「対局しよう!」と決めた日には一日5局は指すつもりだったが、自分の体調がいいときに指す、と決めているので、なかなか実現は難しそうだ。敗北への恐怖があるので、そんなにばんばん指せない。一日一局でも多い方。先月はレート戦2局のみ。

戦型:後手一手損角換わり腰掛け銀_先手右玉
▲相手_△自分(勝ち)

図は、右玉に対し銀冠に組んだ後手が、右玉側の桂交換され、その後、▲45歩と突き出された局面だ。
△同歩は▲4四桂。流石に低級といえども単純な桂馬の両取りにひっかかるものか、と思うだろう。
25秒考えて、△同歩。当然の▲4四桂を打たれ、さっと顔の血の気が引いた。なにやってんだ自分を叱責せずにはいられない。
1分と25秒考えて△33金と上がった。

しかし対局中より数段冷静な今の頭では、図から△4四同歩▲4四桂の局面、後手も4六桂と打ち返す手があると読める。実戦は△33金、▲5二桂成△同銀▲44歩△4六桂だったが、両取り逃げるべからずで▲4四桂に△4六桂で良い。
△4六桂は王手の先手。玉側の金をはがされるが、それは先手も同じ事だ。
結構難しそうだ。▲45歩の時点で▲4四桂の両取りが全く見えていなかったためにパニックになってしまったのだろう。一応、あせらないよう布団につっぷして深呼吸したんだけどな、冷静になるために。

 図は終盤戦。△3七銀の王手に4九玉と逃げたところ。実は△3七銀は即詰みの一手で、先手はどう逃げようと詰んでしまう。

次の一手は?
△5七桂不成!

…強調表現するまでもなく、詰め手筋の代表だろう。△同金は頭金、▲5九玉は△49金で詰み。ただ、この手が△3七銀と打ち込んだ局面では見えていなかった。48でばらすとか、38角と打つとかそんなことばかり考えていたが、はっとひらめいた。

△5七桂不成で金頭の桂の筋で簡単な3手詰じゃねーか!

もしこれが詰将棋として出題されたら3秒くらいで5七桂不成は見えそうなもんだが、実戦ではそんなの全く意識していなかった。
手の流れとしては、△4五桂と打った時点で△3七銀からの即詰みを読むべきである。運良く△5七桂不成があったものの、これは局面を見たら気がついた、で、読みの中に金頭の桂があったわけではない。
実戦で、読みの中でこういった詰め手筋を使いこなせるようになって、はじめて手筋を物にした、というのだろう。△5七桂不成は、発見したとき非常にびっくりした。こういう攻めがあるんだな、と思った。
詰将棋をたくさん解こうと思った。

右玉対策
角換わり右玉は自分も指すのだが相手にやられると何をしていいのか分からない。自分が指すと8筋を突破されてぼろぼろになるのに、相手にやられると玉頭から攻められてよく分からなくなる。
ここで考えてみようと思う。


■地下鉄飛車
手筋の教科書3囲いの崩し方編(愛用書)にはこれが載っている。実戦中には組み方がわからなかったが、有力そうだ。朝日オープンで谷川先生がやっていたのも記憶している。
谷川浩司九段 対 平藤眞吾六段
これがそう。非常に積極的な対策である。

■菊水矢倉
本局採用したもの。ただ△3三銀を△2二銀と引くので手損するし、桂馬を交換すると薄くなるのがいやだ。右玉側の桂馬は攻撃の桂馬なのに対し、菊水矢倉から桂馬がなくなると単なる金銀の集合体だ。

■穴熊
渡辺竜王対羽生戦でも出てきた対策で、ハッチは閉めず、玉の遠さを主張する。
ただ、ぼくは穴熊がよく分かっていないので、いざとなれば逃げられる広い玉が好きだ。

■相右玉
かなり邪道な選択だろう。相右玉のコツはとにかく相手玉の近くを戦場にすることらしい。一回だけ経験があるが、その対局は終盤で逆転負けした。

と、対策を書いてみたが、囲い方が一例で、攻め方の対策は地下鉄のみ。それだけ、右玉側に隙がない構えなのだろう。
ただ、対右玉は、ごちゃごちゃやっている内にこっちが勝っている、ということが多い。
終盤になれば玉飛接近がたたるし、なにより脆い。

0 件のコメント: